浜松調理菓子専門学校・河合義則先生に「豚肉のべっこう煮」を教えていだたきました。
寒い季節にうれしい、からだが温まる煮物です。
手軽に作れる、あまり手をかけずにつくる豚の角煮、といったイメージで、冬の美味しい大根と共に仕上げていきます。
材料も手順もとってもシンプル。強いて手間というならば、焼き色をつけるフライパンと煮込んでいくお鍋を別々にする、くらいのもの。
いい色がついてお味がしみた豚肉と大根、そして彩りを添えるほうれん草。あーっもう、あったかくしたお部屋で、熱々のところを冷たいビールでいきたい〜ッ!!
材料 | |
大根 | 400g |
豚バラ肉(ブロック) | 200g |
サラダ油 | 大さじ2 |
濃口醤油 | 大さじ2〜 |
砂糖 | 小さじ2〜 |
みりん | 小さじ2〜 |
酒 | 小さじ2〜 |
水 | 適量 |
赤唐辛子 | 1本 |
ほうれん草 | 適量 |
作り方
- 大根は5cmくらいの長さ、食べやすい太さに切って皮をむく(煮崩れを防ぐため面取りをしてやると良い)。
- 豚肉を1.5cmくらいの厚さに切る(肉の繊維をよく見て、繊維が短くなるような方向で切り分ける)。
- ほうれん草を、塩を加えた熱湯でさっとゆでで冷水に取り、食べやすい大きさに切っておく。
- フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を入れて表面にきれいな焼き色がつくよう炒め焼きにする。
- 豚肉に色がついたら取り出し、そのままのフライパンに大根を入れ、油が大根に回ったら取り出しておく。
- 別の鍋に豚肉と大根を入れ、ひたひたの水を加えて火にかける。煮立ったら火を弱めてアクを取り、5分ほど煮る。
- 調味料すべてと、種を取り除いた赤唐辛子を加え、落し蓋をして30〜40分煮込む(落し蓋はアルミホイルなどでも代用可能)。
- 大根が柔らかくなりべっこう色に味がしみこんだら、ほうれん草を加えてひと煮立ちさせ、盛り付ける。
なお、あえてすぐにいただかず、いちどそのまま冷ましておき、いただく直前に再度火を通せば、さらに味がしみこんで…(「翌日のカレーはうまい理論」ですな)。
ああっこれもたまりましぇん!
【お知らせ】浜松調理菓子専門学校さんでは2月16日に卒業作品展「食友祭」を開催。卒業していく学生さんが、調理、製菓それぞれの部門で作品を展示します。
また、食堂、喫茶、実演販売(行列ができる人気!)もありますよ。午前10時から午後3時まで。毎年大盛況のイベントです、ぜひ足をお運びください!