先月から始まった新コーナー!
独身専用カルチャースクール「みがくらぶ」代表・平池俊介さんとともに、結婚や仕事、人間関係など人生の様々な悩みを解決し、理想のライフスタイルに近付く方法を考えていきます。
今回のテーマは
「また会いたい」と初対面で思ってもらうには?
仕事や人間関係全般にも密接に関わる「初対面で好感を与える方法」を、わかりやすく「婚活パーティ」を例にしてお話しいただきました。
一般的な婚活パーティーでは、2~3分の自己紹介と10分ほどのフリータイムが数回。そんな限られた時間の中で、相手に好印象を持ってもらうには…?
外見?あるいは会話?と思いがちかも。
そりゃあ、外見にしても会話力にしても、高いにこしたことはありませんよ。
でも、よっぽどズバ抜けたものを持っていたり、相手の好みにドンピシャリでない限り、そんな短時間でのアピールなんて無理。
じつは、「圧倒的に他の人を引き離すような特別なもの」なんて、必要ないんです。
大切なのは「減点を最小限に抑えて、小さな点を積み上げる」こと。
そのために意識すべきは「相手に楽しんでもらおう」という考え方。
自分が楽しみたい、自分が盛り上がればいい、自分が気に入る人がいればいい。
これは”自分目線”です。
そうではなく、”相手の視点に立つ”こと。
そういう意識をもてば、気持ちの良い挨拶から始まって、相手の話を聞く姿勢、笑顔、料理や飲み物への気配りなども自然に生まれてきます。
すなわちこれが「小さな点の積み重ね」なんですね。
逆に、”自分の視点”でしか考えていないと、気遣いに欠けた言動につながり、結果、減点を重ねることになってしまいます。
「相手のために」との意識を持つことで、「自分のために」参加している他の大部分のひととは確実に違うポジションに立つことができます。
ちょっとした意識の差が「その他大勢」から「また会いたい」と思ってもらえる人に自分自身を引き上げることにつながるんですね。
これは、仕事でも人間関係でもおなじこと。
『外見や会話力は減点にならない程度で十分』
『減点を最小限に抑えて、小さな点を積み上げる』
『「相手に楽しんでもらいたい」という意識を持つ』
この3つのポイントを押さえて、わずかな時間の初対面でも好印象を与えられる方法、つかんでいきましょう。