下田から沼津へゴマフアザラシくんの婿入り

先週のこのコーナーで、沼津の三津シーパラダイスから箱根の水族館にお嫁入りするイワトビペンギンの話題をお伝えしましたが、こんどは、下田海中水族館から沼津のあわしまマリンパークへオスのゴマフアザラシくんがお婿入り、という話題です。

婿入り先に2頭いるメスのどちらかとうまく気が合い、赤ちゃん誕生となるかどうか、注目されています。

下田からやってきたのは19歳のマックスくん。
車に揺られて今月14日に到着。いまはアザラシプールで他のオスたちと元気に泳ぎまわっていて、飼育員さんから鯖をもらうとおいしそうにほおばっているそう。

お相手となるメスは、7歳のコロンちゃんと8歳のチロルちゃん。

ゴマフアザラシの繁殖時期は2月頃から5月頃にかけて。なのでいまはまだ別々に暮らしていますが、年明けには「お見合い」が予定されています。

マックスくんの年齢は、人間に換算すると40代後半。いっぽうコロンちゃんやチロルちゃんはおおむね20歳ぐらい。
お見合いが成就すれば、「年の差婚」となるわけですが、担当飼育員の松岡さんは「お互いに嫌いにならないよう、慌てず慣れてくれれば」とはなしているそうです。

先週のイワトビペンギンも、お嫁入りするルークちゃんが11歳、箱根で待つロッパーくんが26歳と、こちらも年の差婚でありました。

上戸彩さんとHIROさんはじめ、近年、年の差婚という言葉をよく耳にするようになりましたね。ま、もちろん、結婚なんてものはブームだからといってするようなもんじゃありません。
ただ、とある分析によると、世代が一緒だと、つい意地の張り合いになってしまい素直になれないケースもままあるけれど、年の差があるとライバル関係にならないため、妙なプライドや見栄を捨てて、甘えたいときに素直に甘えられる、なんてこともあるそうですから、なるほど悪いもんじゃないのかも、という気もします。
愛があれば年の差なんて、っていうのも、一面、真実でありますものね。

ともあれ…。下田から沼津へお婿入りしたゴマフアザラシくん。
飼育員さんのおっしゃるとおり、慌てずに、ゆっくり仲良くなっていけるといいですね!

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