ゼロカロリー/低カロリーでもご用心!「甘い罠」が…?

忘年会、クリスマス、年越し、お正月、新年会…。
この季節はイベントが続いて、冬太りが心配〜(>_<)という方、多いんじゃないでしょうか。

そんな時の味方になってくれそうなのが、「ゼロカロリー」や「低カロリー」などの表示のある食品ですよね。ですが、じつはそこには意外な落とし穴があるんだそうです、ご存知でしたか。

低カロリー食品に使われているのは人工甘味料です。砂糖の約200倍から400倍の甘さがありながらもカロリーは砂糖の1/100程というとっても嬉しいモノなのですが、継続的に摂取すると身体は太りやすくなってしまう可能性があるんだそうです。

ボストン大学で行われた動物による研究結果によりますと、このような人工甘味料を摂ると、インスリンの分泌が上昇するということが分かったというんです。これ、どういうことか。

インスリンの分泌が上昇すると食欲の増進に繋がります。ふつう、食事をすると食べた分の糖質はエネルギーに変えらますが、インスリンが分泌されてエネルギーに変えようとしても、カロリー0の甘味料は変えられません。そうすると「エネルギー不足だぞ」という指令が脳に伝わって、食欲が増進するというわけです。

さらに、このような状態が継続的になると、インスリンの機能が弱まってしまことも考えられるんだそうです。
なぜかというと、インスリンを分泌しても、エネルギーに変換する働きをする必要がないと判断して、段々とインスリンが出にくくなってしまうというのです。

そのような状態になると、実際にエネルギー源となる砂糖が入ってきても、インスリンが分泌されず、結果的に身体に蓄積してしまう。すなわち肥満になりやすいというメカニズムになってしまうんだそうです。

うーん、これぞまさしく「甘い罠」かも… 。

もちろん、ゼロカロリー/低カロリーが「よくない」というわけでは決してありません。ダイエットの強い味方であることに変わりはないと思います。

だだ、ゼロだからって安心しすぎてはいけない、頼りすぎてはいけない…

つまるところ、カロリーゼロであろうが、そうでなかろうが、やっぱり摂り過ぎは禁物、っていうことですね。

これからのシーズン、食べ過ぎ飲み過ぎにはしっかり注意していきましょうね。

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