クリスマスにあえてこんにゃく!というのがいいですね、あさイチで紹介されていたこんにゃくにまつわるスゴ技のかずかず。
なかでも気になったのが、こんにゃくをカラフルに染める方法。もちろん、ちゃんと食べられるよう、野菜を使って染めるんですね。
まずは玉ねぎを使って、黄色と赤のこんにゃくを。
黄色いこんにゃくの作り方
- 皮の部分を水から入れて火にかけます(身の部分でも色がつくことがあるそう)
- 沸騰したら白こんにゃくを入れて、5分間煮ます。
これでキレイな黄色いこんにゃくが!
こんにゃくのアルカリ成分と玉ねぎのあく成分が反応してこういう色になるんだそう。体に害はないそうなので安心してくださいね。
すごい〜!
赤いこんにゃくの作り方
- 上の黄色いこんにゃくの作り方と同じ手順を行ないます。
- こんにゃくを煮汁にいれたまま6時間ほど浸けっぱなしにします。
これで今度は赤いこんにゃくが!これまたすごい!
つづいては緑色のこんにゃく。使う野菜は、緑黄色野菜かと思いきや、意外なことに「ごぼう」なんですね。
緑色のこんにゃくの作り方
- 泥をおとしたごぼうと白こんにゃくを水に入れ、10分間沸騰させます。
- 火を止めてそのまま3時間ほど置きます。
これで緑のこんにゃくが!
こんにゃくのアルカリ成分とごぼうののあくが反応すると緑色になるんですねえ。
この他にも、里芋でピンク色になったり(はっきりした色はつかないそうですが…)、いんげんで赤い色がでたりするんだそう。
じつは白いこんにゃくのパッケージ(しらたきなども)の裏には、「野菜のあくと反応して色が変わることがあります」って表記されているんですね、知らなかった!
いろいろな野菜と白こんにゃくを一緒に煮て、どんな色が出るか実験してみるのも楽しいですね!
カラフルこんにゃくを使ったヘルシーなクリスマスレシピも紹介されていました。
「クリスマスカラーのこんにゃくパフェ」の作り方
- 白いこんにゃくを星やツリーの形に抜きます。
- ごぼうなどでこんにゃくを染めたら、シロップに漬けて甘く味をつけます。
- 生クリームと一緒に盛り付けます。
甘い香りでこんにゃく独特のニオイも気にならなくなるそう。
これはお子さんに喜ばれそうですね。
「カラーこんにゃくのミルクリゾット」の作り方
- 白いこんにゃくを米粒くらいの大きさになるまでミキサーにかけ、キッチンペーパーで水気を切ります。
- 玉ねぎと米をオリーブ油で炒め、1のこんにゃくを加えてさらに炒めます。
- 白ワイン、チキンスープ、牛乳を加えて、米がお好みの硬さになるまで煮ます。
- 塩コショウと粉チーズで味を整えます。
- 緑色に染めたこんにゃくと赤パプリカを、ともに細かく刻んでオリーブ油で炒めます。
- 5をリゾットにトッピングすればできあがり。
こちらも美味しそう〜〜!
どちらのレシピも、クリスマスにぴったり!ヘルシーなクリスマスディナー、いいですね。
こんにゃくには、グルコマンナンという食物繊維の一種が含まれていて、便秘解消の効果があることがよく知られていますが、それだけでなく、血中のコレステロールや中性脂肪が上がるのを抑えてくれますし、血糖値の上昇を抑える働きもあります。
こんなヘルシーなこんにゃく、ぜひ活用したいとこころですよね。
ただ、ワンパターンになりがちなのが悩みのタネだったりもします。
でもこんなふうに、カラフルなこんにゃくなら、お子さんにも喜ばれるし、テーブルがにぎやかになりますね!