手軽に食べられ、栄養もぎゅっと詰まっているアボカドの魅力!

アクティブ野菜ソムリエ・浦田 あけ美先生に『テーマ食材:アボカド』について教えていただきました。

ついつい「アボガド」と発音してしまいそうになるこの食材(でも最近はずいぶん正しい発音が広まりましたねー)。「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックに記録されている、ですから野菜ではなくてフルーツなんですね。

「森のバター」とも呼ばれる豊富な栄養、また「食べる美容液」と呼ばれるほど女性に嬉しい成分もたっぷり。手軽に食べられ、栄養もぎゅっと詰まっているアボカドの魅力をご紹介いただきました。

カロリーは高い(1個でごはん1杯ぶんほどのカロリーがあります)ものの、良質な脂肪(オレイン酸、リノール酸)を含み、抗酸化作用で知られるコエンザイムQ10、老化防止や美肌づくりのビタミンE・ビタミンB群、小さめのごぼう1本分ほども含む食物繊維、さらに特に肝臓で働く抗酸化物質グルタチオンも。
こうした栄養素が果物のなかでトップクラス。これは活用しない手はありませんよね!

買ってすぐ食べるなら少し黒っぽくて少し柔らかいもの、そうでないなら緑色がきれいなのものを選ぶのがポイント。ご家庭で追熟させるには常温で(20℃ぐらいがベスト)。
また、1個を食べきれない時には「種をつけたまま」切り口にレモン汁をかけてぴっちりラップして冷蔵庫へ。これできれいなグリーンが保てるそうですよ(^^)

さらに、おススメの食べ合わせは、

◎トマトと一緒に
リコピンなど抗酸化物質の吸収率がアップ。オリーブオイルなどやレモンを加えるとさらにGOOD!アボカドとトマトのサラダ、なんて、見た目にもキレイですよね。

◎マグロなど赤身の魚介類、大豆類と一緒に
タンパク質を一緒に摂ることで、貧血予防や美肌づくりに効果的。さらにチーズを加えてカルシウムを摂れば、骨粗鬆症の予防にも。

◎バターの代わりにパンに塗る
カロエイーモ抑えられ、穀物に不足しがちなリジンを手軽に摂取できます。

さらに、皮の活用法。むいた皮は捨てずに膝やかかとなどのカサついているところに塗るとしっとりすべすべに!(注意:アレルギーのあるケースがありますので、目立たない場所でテストしてから!)

というわけで、アボカドの魅力をたっぷり教えていただきましたよ。ぜひ食卓に!

※ジュニア野菜ソムリエの講座が3月29日(日)豊橋で開講予定です。詳細は日本野菜ソムリエ協会公式サイト・講座日程/申し込みのページをどうぞ。

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