この1年に話題になった言葉に贈る「2013ユーキャン新語・流行語大賞」の候補に選定された50のフレーズが昨日発表されました。
大賞とトップテンの発表は来月2日に予定されています。
今年の候補には、テレビドラマの好調を反映してか、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大流行した「じぇじぇじぇ」や、TBS系ドラマ「半沢直樹」の決めゼリフ「倍返し」が並んでいます。
また、安部首相が打ち出した経済政策「アベノミクス」や、2020年の東京オリンピックを呼び込んだ滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」もノミネートされています。
この他には、同じオリンピック招致の場で安部首相が口にした「コントロールされている」や「汚染水」など、原発関連のフレーズや、世界文化遺産に登録された「富士山」、関連した「弾丸登山」。また、予備校のコマーシャルから広がった「今でしょ」も候補入り。
あるいは、健康への影響が懸念される「PM2.5」や、差別的な言葉を投げつける「ヘイトスピーチ」など、社会問題となった言葉もリストに名を連ねています。
それにしても、今でしょ、なんていうのは、今はもう、なんて気もしますし、「DJポリス」「ダイオウイカ」など、そういえば話題になったなー、って思うような言葉も並んでいます。なのでむしろ「特定秘密」のような、最近話題になっているフレーズのほうが気になったりなんかして。
まったく、流行というのは恐ろしいものですねえ。
新語・流行語大賞の事務局では、「今年は、いい言葉もわるい言葉も、パワーのある突出した言葉が多いという印象。近年、不景気が続き、大きな災害もあったが、ここにきて社会に勢いがつき盛り上がっているのかも」と話しているそうです。
来月2日の発表を楽しみに待ちたいです。