難波弘之さんに電話インタビュー!『Sense Of Wonder 2015~ スペース☆ダンディもやるじゃんよ! ~』

キーボードプレイヤー・難波弘之さんとお電話で。

いま、「キーボードプレイヤー」と書きましたが、この一言には収まらない活動を展開されている難波さん。

まずはバンド「SENSE OF WONDER」や「野獣王国」、「NUOVO IMMIGRATO」などのユニットでの活動のほか、ソロミュージシャンとしても、多方面で活躍。

また、古くから山下達郎さんのレコーディングやツアーに参加されていたり、そのほかにも、世良公則、レッド・ウォリアーズ、近年ではゴールデン・ボンバーなどなど、様々なアーティストのレコーディングやライブツアーに参加、あるいはプロデュース。

さらに、SFにも造詣が深く、小説も発表され、日本SF作家クラブの会員でもあるという…
ですから、ミュージシャン、作曲家、プロデューサー、SF作家、そして東京音楽大学の教授、などなど、たいへん幅広い分野で活躍されているかたです。

じつは古くからのSF好きであるわたくし。
難波さんの1979年のファーストソロアルバム「センス・オブ・ワンダー」は、いきなり一曲目のタイトルが「アルジャーノンに花束を」という(当時はほぼSF好きにしか知られていませんでした)SFマインドに満ちた作品でありまして「ロックとSFの融合だ!」との強い印象が残っています。

その後、そのアルバムタイトルから名をとったバンド「Sense Of Wonder」が結成され、現在の、難波さんとベースの松本慎二さん、ドラムスそうる透さんという布陣になって20年余り。
ギターのいないキーボード・トリオというたった三人の編成とは思えない重厚かつ迫力あるサウンドは圧倒的です。

最新アルバム「Childhood’s End~幼年期の終り~」は諸事情あって難波さんのソロ名義になっていますが、演奏は「Sense Of Wonder」によるもの。
原点回帰といいますか、難波さんいわく「もう開き直って(笑)」と、SF風味が満載(アルバムタイトルからして…ですよね)。

なにしろ冒頭イキナリ「ツァラトゥストラはかく語りき」。オリジナルの新作とSF映画などのカバーナンバー(時計じかけのオレンジ、ブレードランナーやスタートレックのテーマ、ウルトラQのテーマも!)を取り混ぜたコンセプトアルバムです。
★プロモーション動画はこちら

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また近年は、アニメ作品「スペース☆ダンディ」の音楽スタッフとしても参加。もの凄い超豪華なメンツが集まって、全力で馬鹿馬鹿しいことをやっている、とでもいうべきこの作品、この姿勢もまたSFマインドに通じるものがあります。

そんな難波さんの「Sense Of Wonder」としてのライブ『Sense Of Wonder 2015~ スペース☆ダンディもやるじゃんよ! ~』が、来る5月17日、浜松市中区田町「メリーユー」で開催されます。

サブタイトル通り、スペース☆ダンディのナンバーも演奏予定。ですからアニメ好きのかたにもおすすめです。あの演奏がナマで見られますよ!

5月17日(日)、開場:18:00/開演:19:00、前売 4,000円/当日 4,500円(全席自由 ドリンク代別)。
チケットのお求めはこちらから可能です。ぜひ足をお運びください!

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