今度の日曜日、12月1日の夕方から、JR掛川駅北口の駅通りで、富士山の世界文化遺産登録を祝うイベント『現代アート de 富士山提灯行列』が催されます。
午後5時から開会式があり、提灯行列は6時からスタートします。
掛川城三の丸広場をスタート地点に、現代美術家の中村ケンゴ氏がデザインした「富士山アート提灯」(1,000円)を持ち、年末恒例の『掛川ひかりのオブジェ展』が始まった掛川の中心街を、およそ1時間ほど練り歩きます。
川勝県知事と掛川市の松井市長が人力車にのって先導する予定で、提灯は必ずしも持っていなくても参加OKです。
このイベントは静岡県が公募した世界文化遺産祝祭事業のひとつ。掛川市のNPO法人「掛川の現代美術研究会」が企画したものです。研究会代表の山本さんは「多くの皆みなさんと掛川のまちの魅力を感じながら世界文化遺産登録をお祝いしたい」と参加を呼びかけているそうです。
この「富士山アート提灯」限定品ということで、予約販売なども行われているようですが、記念にもなりますよね。単体が1,000円で、てぬぐいセット2,230円というのもあるそうです。
デザインを担当された中村ケンゴさんは、ワンルームマンションの間取り図をモンドリアンのように描くシリーズや、マンガのフキダシを文様化したり擬人化したりするシリーズなど、日本画の技法を用いながらポップな表現をされるかた。
今回の提灯やポスターも、富士山からフキダシがたくさん出ているというポップな図柄です。
また、あわせて開催中のひかりのオブジェ展は、掛川駅から掛川城までの駅前通りを、市民のみなさんや地元の企業、学生さん、地元の商店街のみなさんによる「手作りのひかりの造形」で彩るという、まちの暖かさを演出するイベント。
開会式オープニングの演奏は掛川東中吹奏楽部、「掛川おかみさん会」がおしるこを振る舞うほか、イベントの最後には掛川の特産品や富士山グッズが当たる抽選会も行うそうですよ。
これは楽しみなイベントですね。今週末、掛川で提灯行列。おでかけ候補にいかがでしょうか!