浜松調理菓子専門学校・友永茂雄先生に「ガレット」を教えていだたきました。
ガレットはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理、そば粉でつくるクレープです。
日本では甘いお菓子のイメージが強いクレープですが、このガレットは「食事」としてのお料理です。
また、蕎麦というと和のイメージを抱きがちですが、じつはヨーロッパの各地でも栽培されており、小麦粉の栽培に向かない地域での特産になっているのだとか。
材料も作り方もとってもシンプル、現地では手軽なメニューとして朝食やランチとして楽しむことも多いそうですよ。
具材も、基本のチーズや卵、バターを押さえておけば後はお好みでOK。お子さんと一緒に焼きながらも楽しいですし、大人は同じブルターニュ地方の名産、リンゴのお酒シードルとのマリアージュ、なんて、こりゃもう至福!というものですぞ(^^)
教えていただいたのは、生地に粘りが出て破れにくくするために小麦粉を加えたレシピです。
材料 | |
生地(4枚分) | |
水 | 250ml |
卵 | 1個 |
そば粉 | 75g |
薄力粉(強力粉でも可) | 12g |
塩 | 1g |
具材(1枚につき) | |
バター | 10g |
ソーセージ(ベーコンなどでも可) | 1本 |
チーズ(ゴーダ、グリュイエールなど) | 1枚 |
ピーマン(お好みの野菜でOK) | 1/4個 |
卵 | 1個 |
オリーブオイル、白ワイン、塩、黒胡椒 | 適量 |
作り方
- 卵以外の生地の材料をボールに入れ、混ぜ合わせる。全体がよく混ざったら卵を加えてよく混ぜる。
- 生地の具合を見ながら水を加える。なめらかになったら生地をねかせておく(一晩おけばベストですが、30分くらいでも大丈夫)。
- フライパンに油を薄くひき(油が多いと揚げたようになってしまうので薄く!)生地を丸く拡げて焼く。
- 表面が乾いてきたら具をのせて(ひっくり返さない)、フタをして弱火で2〜3分焼く(フタを開けたりしないで我慢する)。
- 卵の表面が白くなってきたら塩コショウし、白ワイン(大さじ1程度)をなべ肌から流し入れ強火にして仕上げ、四角くなるよう周りを折り込めば完成。
浜松調理菓子専門学校さんではオープンキャンパスを展開中。次回は3月22日(土)の開催。西洋料理コースでは今回ご紹介のガレットもこっそり作っちゃうかも?とのことですよ。
また、今年度で50週年を迎え、100周年に向けて新たな第一歩を踏み出した浜調さん、あらたに同窓会を立ち上げることになったそうです。ともに詳細はホームページをぜひご覧ください!