さてさて、12月も近づいて、さすがに「食欲の秋」はもう過ぎたかな、と思うこのごろですが、これからの季節も、おいしいもの、たくさんあるんですよねえ。
それに、本格的な冬に備えて蓄えておこうとする、これはもう本能ですからね。ついつい、食べ過ぎてしまいがち、だったりします。 お鍋にしたらついお雑炊まで、とかね〜(^_^;)
しかし、人間、誰しも持っている「想像力」というものを上手に使うことで、食べすぎを防止できる、という研究結果があるんだそうです。
たとえば。
アメリカの生活情報サイト「Whole Living Daily」によりますと、ポテトチップスを一袋まるごと食べてしまいたい!というほどお腹がすいている時、食べる前に、実際に自分が一袋をまるごと食べてしまったところを想像してみる。
これで、食べすぎを防ぐことが期待できるんだそうです。
また、べつの研究結果によると、事前にM&Mをたくさん食べるところを想像したグループは、食べることを想像しなかったグループや、少しだけ食べることを想像したグループに比べて、実際に食べた量が少なかったそうです。
(これ「サイエンス」誌に掲載された研究だそうですから、信憑性が高そうです)
これはどういうことかと言うと、想像するという行為が、食べようとしている食べ物を脳に「順化」させる…刺激が繰り返し与えられることによって、その刺激に対する反応が次第に薄くなっていく現象…一言でいえば「慣れてしまう」ことで、実際に食べるときに「食べたい」という意欲を減少させるのではないかと考えられているそうです。
ついつい食べすぎてしまいそうなときは、まず食べることを想像してから食べる。
すると、腹八分目でやめられる「かも」しれません。よかったらお試しくださいね。
…って、まずぼくがそうしなくっちゃだ(^_^;)