浜松オペラ研究会

浜松オペラ研究会 理事長・袴田恵子さんにお話をうかがいました。

浜松オペラ研究会は平成11年の結成。もともとは、平成3年の第一回浜松市民オペラ『カルメン』を契機に、一般市民のみなさんで設立された「浜松市民オペラ合唱団」のお仲間が、第二回市民オペラ「椿姫」の公演を機に、ソロ歌唱も楽しもうと集まったのが結成のきっかけ。なので当初は「椿姫研究会」と呼んでいたそうです。

これまで、結成5年目に「コシ・ファン・トゥッテ」演奏会を開いたほか、毎年1〜2回、「気楽にボーカル」と銘打ったボーカルコンサートを上演、「気楽にボーカル」はこの春で30回めを数えるそうですが、毎回、椿姫のハイライトを取り上げていたそうで(さすがはもと「椿姫研究会」)、その集大成と言えるのが、今週末に予定されている『椿姫』全幕上演です。

静岡県文化財団 ふじのくに文化芸術振興助成事業にも選定された今回の公演は、「原語字幕付き上演」すなわち、イタリア語で演じられる舞台に合わせて対訳の字幕がスクリーンに上映されるというスタイルで行われます。開催は11月3日(日)、会場は浜松市勤労会館 Uホールで、13:30開場 14:00開演。前売りチケットは大好評のうちに完売、当日券も難しい状況とのこと。大盛況のコンサートになりますね!

音楽はもちろん、演技、舞踏、衣装、演出、舞台装置など、すべて会員のみなさんの手で研究・準備を進めてこられたた今回の公演。いよいよ本番が迫って、準備はもちろん最終段階まで来ていますが、まだまだ、ここからの進歩をあきらめずにがんばります!と袴田さん。また、よく言われる通り「総合芸術」であることがオペラの魅力、どこまで行ってもキリがないんです、とも。

そんなふうに、トライし続けることができる、進歩し続けることができる対象があるって素敵なことですよね。オペラが好き!楽しい!という思いが、ひしひしと伝わってくるトークタイムでした。今回の公演、大成功でありますように、そして終演後は笑顔で乾杯!ですね(^^)b

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