チューリップは天に向かって凛と咲く

【この話題のポイント】

さて、4月に入ってからこっち、やはり季節がらでしょうねえ、頭の中がお花畑に…
いやいやそうではなく!色鮮やかに咲く花につい目が行ってしまうわけです。

でもって、その時々で特になんだか気になる花、というのがありまして、
このところ気になっているのが、チューリップです。

昨日も散歩中、通りすがりのお宅の花壇や玄関脇のプランターで見かけました。
あ、もちろん人さまのオタクですからジロジロ見るわけにはいきません、横目で見ながら、ですけど。

チューリップってすごくいろんな種類があるんですよね。
先端が尖っていたり、あるいは、しゅわしゅわっと縮れたようになっていたり。
糸みたいになってるのもあったり。

昨日見かけたのは、いかにもチューリップ!って感じの大ぶりのタイプ。
真紅と、紫と、あと、黄色もありました。

チューリップの花って、気温に反応して開いたり閉じたりするんだそうです。
気温が10度以下だと、花はすぼまった形になってます。
対して、20度以上になると大きく開いた形になります。

ちょうどいまごろは、昼間の気温は20度前後まで上がりますから、日中、チューリップの花は外側に大きく開きます。
逆に、夜から朝にかけては10度ぐらいまで冷えますから、花びらは内側に動いて、閉じた形になるんですね。

花壇やプランターにチューリップを植えてらっしゃるという方、いらっしゃることと思います。
ぜひ観察してみてください。

チューリップって、可憐なイメージもありながら、とっても生命力を感じる花でもあります。
蕾の状態で切り花になっていても、ちゃんと成長して開いたりします。
それから、動くんです。つまり、光の方向を向くんですね。

じつは以前フラワーアレンジメントを習っていたことがあるんです。
レッスンは夜にあって、作品は持ち帰って家に飾っておくわけです。
で、あるとき、チューリップをたくさん使って、四方に均等に広がるような形に作ったことがあったんです。

いつものようにテーブルの上に飾っておいたんですが、翌朝になったら、チューリップが全部、窓の方に向かってぐいっと曲がっていて、全体の形がすっかり変わってしまっていたんです。
すごいもんだなあ!って感心したことが今でも印象に残ってます。

そういう性質があるから、チューリップって、可憐でありながらも、凛としてまっすぐ、天に向かって咲くんですね。

そんな様子を見ていると、その姿に春のエネルギーをもらえるような、そんな気がします。
そして、同時に、その姿勢のよさを見習わなくっちゃ、ですね!

  • テーマ:チューリップ
  • チューリップとひとくちに言っても多彩な種類がある
  • チューリップの花は気温に反応して開いたり閉じたりする(10度以下で閉じ、20度以上で開く)
  • チューリップの花は光の方向を向く→切り花になっても動く!
  • 可憐でありながら凛として生命力を感じる花
  • 姿勢の良さも見習いたい!

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