春の野に咲く花(続:黄色い春)

さてさて、春です春。
桜はもうすっかり葉桜ですね。
その下を散策していると、道端に咲く花々が目を楽しませてくれます。

先日、帰化種のセイヨウタンポポが隆盛の中、
在来種のニホンタンポポを探してみた、
というお話をしましたが…

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今気になっているのが、
「セイヨウアブラナ」と「セイヨウカラシナ」の区別、なんです。

要は「菜の花」です。
今の時期、黄色い小さな花をつけて群生していますよね。
このふたつはとても良く似ていて、同じ場所に混在していることもあり、
ぱっと見には区別が難しいんだそうです。

近づくことができれば、葉のつき方が違っていて、これが決定打になるんだそうですが、
例えば土手の斜面などに群生しているのにはなかなか近づけませんから、
花のつき方で見分けるしかありません。

セイヨウアブラナのほうがちょっと大きい花で、
茎の先端にかたまって咲く。
セイヨウカラシナは茎の途中から先端にかけて棒状に咲く、
という違いがあるんだそうです。

…なんですが、これは間違いないぞと思うものもあるけれど、
うーんどっちだろう、と首を傾げる微妙なのがすごく多いんです。

なわけで、菜の花を見かけるたびに、これはどっちだろう、
なんて思いながら散歩している今日このごろなのです。

「あ、黄色い花が咲いてるな」と思うより
「あ、セイヨウカラシナが咲いてるな」、と思うほうが、
なんとなく、より季節を豊かに感じられるような気がして、
まあなんとなくではありますが、
そんな気持ちで関心を持ってはいるものの、
でも、きちんと名前が言える花なぞたいしてなかったりするあたり、
忸怩たるものがあるのでして…。

昨日も、よし、ちゃんと名前が言える花を探しながら歩いてみよう、
と思ったんですけれど、
ちょっと情けなくなるくらいに、わからない花が多いんです。
ま、こういうのは一度に覚えようと思っても難しいですから、
とりあえずセイヨウアブラナとセイヨウカラシナは覚えたから、
まずはよしとするか、なんて思っているところであります(^_^;

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