2004年に72歳で亡くなった、ザ・ドリフターズのいかりや長介さん。
亡くなって、もう10年になるんですねえ。
長さんが出演していた、フジテレビ系「ドリフ大爆笑」で、長さんが出演した”最後のコント”が初めて映像商品化されたそうです。
それは、長さんがリーダーになって50周年を記念した「ドリフの大爆笑 DVD―BOX」。
この目玉が、この番組の最後の新作コントとなる、1998年4月16日放送の「”母ちゃんただいま”だよ全員集合!!」。
長さんが和服にエプロンのお母さん役をつとめる「母ちゃんコント」として親しまれたシリーズです。
ちょっと懐かしい、昭和を感じるお家が舞台(縁側もあったりして)で、長さん以外のメンバーが子どもたち。
コントは子どもたちの掛け合いではじまり、ラストは金ダライが頭上から落ちてくる「鉄板」のオチで笑いを誘います。
このDVDボックスには、他にも、1977年2月8日の第1回放送のオープニング映像や、「志村けんのバカ殿様」「長介・工事・ブーの雷様」などおなじみのシリーズ、石川秀美、堀ちえみなど当時のアイドルタレントとの掛け合いなど、お宝コントが満載。
77年から約21年間にわたって放送された760本のコントから厳選された67本が収録されています。
発売日の19日には都内で記念イベントが開かれ、ドリフターズが所属する事務所の井澤健社長は「これだけのセットを作ってやる番組は、今のテレビにはない。大変思い出深い番組」とコメント。
また、この日が長さんの命日の全日ということもあり、「本人も喜んでくれると思う」と話していたということです。
えっと…「ドリフターズの結成50周年」というのはさまざまな定義があって難しいんですが、厳密にいうなら今年は”新生ドリフ”の50周年だったりします。
新生ドリフとは長さんがドリフのリーダーになってからのことを指します…って、まあ細かすぎますか(汗)
でもこの際なので細かい事を言うと、長さんはドリフの三代目のリーダーなんです。
結成当初はコミックバンドではなく、音楽バンドだったドリフには、意外な有名人も在籍していたことがあり、たとえばあの坂本九さんも一時ボーカルとして所属していたんですよ。
長さんがリーダーになってからも、バンドとしての性格は備えていて、あのビートルズの来日時にオープニングアクトを務めた(コントをしたんでなく演奏したんですよ、もちろん)もの有名です。
「8時だョ!全員集」でも、演奏コント、時々やってましたよねえ。
とと、話を戻して、「ドリフ大爆笑」は、上記の通り1977年にスタート、当初は月1回ペースでしたが、1998年から2003年にかけては年に1〜2回のスペシャル番組として放送されていました。
「だめだこりゃ」の「もしもシリーズ」も好きでしたが、個人的には、長さんと仲本工事さんの「ばか兄弟」が好きだったなあ。
オンエアでは、ドリフ1970年のリリース、ですから志村けんさんはまだ在籍しておらず、荒井注さんがいた時代のナンバー、「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」をおかけしました!
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