「SOUL FLAMENCO(ソウル・フラメンコ)」@浜松ポルテシアター

フラメンコ舞踏家大塚友美(おおつか ゆみ)さんをスタジオにお招きしました。

浜松市出身、短大時代に出会ったフラメンコに惹かれて1988年スペイン・セビリアに渡り、帰国後は、日本フラメンコ協会第一回新人公演新人奨励賞を受賞されるなど活躍。
2000年から浜松市に拠点を移し、浜松まつりとフラメンコの融合など、地元に根差した公演活動を続け、2009年には「平成20年度はままつゆかりの芸術家顕彰」を授章されています。

そんな大塚さんのライブイベントが6月4日、浜松に新たに誕生した県下最大級のライブシアター「ポルテシアター」で開催されます。題して「SOUL FLAMENCO(ソウル・フラメンコ)」
開場18:30 /開演19:30、¥5,000でワンプレートお食事付き。

出演されるのは、ギターはフラメンコ界の重鎮、鈴木尚さん。歌は新進気鋭の女性歌手、高橋愛夜さん。踊り手は、大塚さんのほか山室弘美さんと土井まさりさん。
それぞれのソロや、女性のデュエット、全員で作り上げる演目など、およそ45分のステージが二回(入れ替え制ではありません)予定されています。見応えのあるライブになりますね!

短大時代のフラメンコとの出会いは「歌と演奏」だったという大塚さん。
日本での一般的なイメージではフラメンコ=踊りですが、じつは歌や演奏がとても重要なのだそう(「歌が一番、ギターが二番」なんだとか…)。
これまで聞いたことがないような音階やリズム、コブシ回し、そして、まるで内臓を口から取り出してさらけ出すような情念の表現に「何なんだろうこれは!」と強く惹かれていったそうです。

原稿に書いたものを、そのまま間違えないように読み上げるのではなく、日々更新されていく自分が、その時いっしょにいる伴奏者や会場のお客様とともに、その時だけの会話を楽しむようなところがフラメンコの魅力のひとつ、とおっしゃる大塚さん。
なるほど、譜面や振付がきっちり固定されているのではなく、踊り手と演奏者とオーディエンスとがつくり上げる、その時だけの空間、それがフラメンコなんですね。

飲み物、お食事を楽しみながらご覧いただくシアターフラメンコ、お洒落で素敵な空間でのひと時をぜひ、と大塚さん。チケットはまだ若干余裕があるとことですよ。
また。フラメンコそのものに興味をお持ちの方、大塚先生のフラメンコ教室もぜひ。入門コースからありますよ。

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