秋の女神と

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や〜それにしてもここ2日ほど、イキナリ冷え込みましたねえ。

なにしろ最低気温がいきなり5℃だ6℃だという世界でありまして、浜松の日曜日の最低気温が14℃でしたから、一気に8〜9℃下がったということになるわけで、これは寒く感じます。

ま、今夜あたりはさほどでもないようですが、それにしても、こう冷え込むようになりますというと、いよいよ紅葉の季節でもあります。

紅葉は気温と深く関係しているそうで、夜間の急激な冷え込みが、より美しく紅葉する条件のひとつだそうですから、きれいな景色と引き換えなら、冷えるのもまあしかたがないかな、という気分にならなくもない、かもですね。

紅葉に染まった風景は、古来、錦の織物に例えられますが、その錦を織り上げるのは竜田姫という女神さまだそうで。つまり秋の女神。

実は、日本の季節を司る神さまって、みんな女神さまなんですね。
なんだか味わい深いような、季節の移り変わりを慈しむのにふさわしいような気がします。

竜田姫ご自身もきっと、赤や金色の錦のお召し物をまとっておいでなのでしょうね。

ご案内の通り、暦の上ではすでに冬、ではありますけれど、秋の女神・竜田姫が見せてくれるもみじの錦はまさにこれからが本番。

季節が織りなす美しさ、味わっていきたいですね。

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