インスタレーション・カフェ “カフェ・イール”、鴨江アートセンターで2月2日まで!

鴨江アートセンター アシスタントアートコーディネーター 福尾浩子さん、インスタレーション・カフェ “カフェ・イール” 主宰 前原本光さんのお二人にお話を伺いました。

鴨江アートセンターは2013年11月に開館、「アートの力で浜松をもっと元気で魅力的な街」をテーマに、主に浜松市で活動中のアーティストやクリエイターの表現活動を支援し、市民がその活動に触れ交流する場の提供を、ひいては地域社会や産業の発展をめざすという、注目の存在。(旧「浜松市鴨江別館」として親しまれた建築物です)
今回は現在開催中の展示「カフェ・イール」をご案内いただきました。

「インスタレーション・カフェ」とは、その名の通り、
●個々の制作物ではなく空間全体を作品とみなし、その場を体験させることをアート作品ととらえる「インスタレーション」という芸術手法を用いて
●「カフェ=さまざまな人が集まり交流する場所で起こる出来事」を体験する展覧会
です。

展示テーマは「Children’s View(子どもの視点)」。
会場内には木のぬくもりを感じるオーダーメイド家具が設置され、オーガニックなドリンクを楽しみながら(ドリンク料が入場料となります)、DJによる音楽を聴いたり、絵本に触れたり、壁に飾られた作品を鑑賞したり。小さなお子さんが自由に遊べるスペースもあります。
また、手作りフードに限り持ち込み可能です。

お弁当を持ってピクニックをするように楽しまれている親子連れのみなさんがいると思えば、その隣ではお年寄りの方がアートについて深く語り、また、音楽を聞きながら絵を描く学生さんがいたり。
KIDSスペースで子供たちが描いた絵もどんどん増えて飾られているそうですよ。

ひとりひとりが自由に楽しむ場、やりたいことをしに行く場、そんな人々が集まる場所、なんですね。

浜松のご出身で、現在はパリに拠点を置き、ミュージシャン、DJ、そして絵本作家として活動されている主催の前原さん。
アート、というと、難しそう、敷居が高い、と感じてしまいがちだけれど、カフェでお茶を飲む、食事をする、会話をするといった生活に密着した事柄もアートとして捉えてほしい、そして、「カフェイールに来てアートを身近に感じてください」とのことでした。

会期は2月2日(日)まで。
平日は13時~20時、土曜祝日は10 時〜20時にオープンしています。
入場料(=ドリンク料)は大人300円、中高生200円、小学生100円。
鴨江アートセンター(旧・浜松市鴨江別館)は浜松駅から徒歩約15分、遠鉄バス「教育文化会館西」バス停前。
駐車場はありませんので、公共交通機関もしくは有料駐車所をご利用ください。
お電話でのお問い合せは053-458-5360まで。

ゆったり自由に過ごせる素敵な空間。ぜひ足をお運びください!

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