えむしーライフ

Just another MC life

【2013年10月24日(木)放送分より】

 

劇団四季『キャッツ』公演担当・検見崎博之さんとお電話で。静岡市民文化会館で上演中の「キャッツ静岡公演」についてお話をうかがいました。

1983年11月、東京・西新宿のテント劇場「キャッツ・シアター」で初演された『キャッツ』。この静岡公演中に30週年を迎えます。
日本で初めてのミュージカル公演用の仮設劇場で、それまで日本では前代未聞だった12ヶ月にもわたるロングラン公演、さらに「チケットそのものではなく情報を販売する」との発想によって、今では当たり前になった公演チケットのオンライン販売を初めて実現した、まさに歴史を塗りかえたミュージカル作品です。

舞台空間は猫の視線で見た都会のゴミ捨て場。劇場に一歩足を踏み入れれば、そこはもう異空間。
専用劇場ならともかく、公共ホールなのに!と驚かされますが、これは「シアター・イン・シアター方式」といって、ホールの内側に、ユニットに分割されたもう一つの劇場を搬入し、プラモのように組み立てるというもの。
また、ゴミの中にその地方ならではのアイテムが隠されているを探すのも楽しいです。

人間は一切登場せず、セリフもごくわずかで、ぼぼ歌と踊りのみで進行する舞台は、特別な夜に特別な猫に選ばれるため、様々な猫たちが自己アピールを繰り広げていくというもの。
なので主人公らしい主人公はおらず、全体の大きな流れはあるもののストーリー展開はあってないようなもの。
ただひたすら猫たちの饗宴を楽しんでいけばよいので、簡単に「キャッツの世界」に入り込んで楽しめます。

登場するのは猫ばかりですが、そこには人間の社会や生き方が投影されていて(風刺も込められています)、自分自身や身の回りの人々に対比させながら見ることもできるし、猫らしいポーズや動作を取り入れた振り付けを楽しむのもよし。
また、毛皮の模様や毛足の長さ、耳の形、身につけた小道具など、バリエーションに富んだ猫たちの造形を楽しむこともできるという、実に多面的な味わい方ができるのもこの作品の魅力です。

また、文化の一極集中を排除し、広く社会生活に根ざした演劇文化の確立を目標に掲げる劇団四季さん。『キャッツ』も例外ではなく、初期こそ大都市での公演でしたが、2003年から静岡、広島、仙台の中核都市での公演をスタートしています。
このほか、北は北海道の利尻島、礼文島から南は沖縄の宮古島、石垣島まで、全国各地くまなく巡演をおこなう作品も上演されています。

ちなみに県内では12月9、10、11と『ソング&ダンス全国公演』が予定されています(公演スケジュールはこちら)。

先日、千秋楽が12月1日に決定したと発表されたばかり。およそ2ヶ月半にわたる公演の後半に入っていく今回の静岡公演。
ぜひ足をお運び下さい(ぼくも期間中にもう一度!と思ってますよ(^^)

チケット情報は公式サイトの予約サービスまたは劇団四季予約センター 0120-489444 まで!

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