「分山貴美子くちぶえコンサート」浜松市福祉交流センター。くちぶえは歌う、鳥のさえずりのように…

くちぶえ天国

くちぶえ奏者の分山 貴美子(わきやま きみこ)さんに、お電話でお話を伺いました。

物心ついたころから、飼っていたインコとのふれあいを通して、自然にくちぶえに親しんでいたという分山さん。
誰しもくちぶえには幼い頃から親しんでいるものではありますけれど、分山さんの凄いのは、音楽大学3年のとき、先輩に卒業後の進路について先輩に相談した際、何が得意なのかと訊かれ、 とっさに「くちぶえなんだけど・・」と答えたことがきっかけで、「プロのくちぶえ奏者」になることを決意!

だからといってすぐになれるものではありません(というか、くちぶえのプロなんてものが存在しうるのかどうかさえ…な状態だったそう)。

地道に研鑽を積むうち、縁あってサザンオールスターズのベーシスト関口和之さんのソロアルバムのレコーディングに参加するなど次第に道が拓けていき、2007年には「第34回国際口笛大会」成人女子の部で総合優勝。
その翌2008年にはビクターエンタテインメントからアルバム「くちぶえ天国」をリリース、メジャーデビューを果たします。

そんな分山さんのくちぶえ演奏を浜松で聴くことができるんです。

来る1月26日(日)、浜松市福祉交流センターで開催される「分山貴美子くちぶえコンサート」
開場13:30・開演14:00、料金は一般2,800円 高校生以下2,000円(全席自由)。
お求めは、浜松市福祉交流センター/アクトシティ浜松チケットセンター/ヤマハミュージックリテイリング浜松店/チケットぴあ(Pコード:214-055)。

今回の演奏スタイルは、ギター&ウクレレ奏者の松宮幹彦さんとのデュオ。
分山さんは、くちぶえはもちろん、バンジョーウクレレの演奏やうた、そして「弾き語り」ならぬ「弾き吹き」ナンバーも予定されているそうです。

上記の通り、小鳥とのふれあいからくちぶえを奏でるようになった分山さん、ステージ上でとつぜん小鳥に変身しちゃうこともあるんだとか。
また、会場一体となってくちぶえを合奏するシーンも…!

CDジャケもインコを頭に載せたイメージPhoto、ホームページタイトルも「KIMIのさえずり」。
インコがさえずるように、しゃべるように演奏したい、いつか鳥とデュエットしたい、とおっしゃる分山さん。
高い知能を持つことで知られる大型インコ「ヨウム」を飼ってメロディーを覚えてもらい、デュエットするのが夢だそう。
飼育が難しい鳥だそうですが、もしも実現できたらなんて素敵なことでしょう!

くちぶえは「からだが楽器」。だから、みなさん、もうすでに楽器をお持ちなんですよ、と分山さん。
たしかにその通りですね!

だれでも、どんな人にも「その人なりのくちぶえ」がある。ぜひ、下の歯の内側に舌をつけて、口をすぼめて、音を出してみてください、楽しくなれるかもしれませんよ!と…。

コンサート、ぜひ足をお運びください。
くちぶえを吹きながら帰りたくなること請け合い、です!

オンエアでは、トーク終了後「くちぶえ天国」に収録されている『明るい表通りで』をお聴きいただきました。この演奏はYouTubeでもご覧いただけます。


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