浜松シティファッションコンペ、最終審査会へ!

第20回浜松シティファッションコンペ 実行委員会事務局・玉越賢治さんとお電話で。

浜松の主要産業の一つである「コットン(綿織物)」をPRするとともに、浜松産のコットン生地を活かせる服飾デザイナーを育成することを目指し、平成6年にスタートした浜松シティファッションコンペ。
国内のみならず世界中の有名デザイナーズブランドで高級服飾素材として使われている浜松のコットンを、産地である地元から直接発信していこう、浜松を「繊維のまち」から「ファッションのまち」にしていこうという事業です。

20回目となる節目の今回は、初めてテーマを設定。同じく浜松の主要産業である楽器やオートバイとコラボーレーションした「cotton×music」もしくは「cotton×bike」をモチーフにして、自由に発想された作品を全国のアマチュアのみなさんを対象にデザイン画を募集。3,305点もの応募作品の中から一次審査を通過した30点が、最終審査会に向けた実制作段階に入っています(イメージを現実のカタチにしていく作業、大変なことと思います!)。

この実制作において浜松のコットン生地を使用する、というのが条件になっているわけですね。一次通過したデザイン画が公式サイトに掲載されていますのでぜひご覧ください。
創造性豊かに、音楽やバイクの要素を面白く取り入れたデザインや、なるほどこういう服をあえてコットンで作ろうということか、などなど、じつに興味深い作品がそろっています。デザイン画じたいがとっても素敵。この展示もされるそうですよ。

また、今回は初めて「中学生の部」を設定。
浜松市内の中学生を対象に、こちらは「ファッションのまち・浜松の未来」をテーマに、自分が着てみたい服のデザイン画を募集。
191点の中から審査会を経て優秀作10点が選ばれており、最終的に特に優秀な5点が最終審査会で発表/表彰されます(中学生の部はデザイン画のみで実制作はありません)。

そして、来る12月8日(日)に行われる最終審査会。会場はえんてつホール、13:00 から 15:45まで。入場は無料です。

一般の部の最終審査はファッションショー形式で行われます。
プロのファッションモデルによるショーは、浜松ではなかなか見ることができません、この機会にぜひ!です。
また、審査時間中には、浜松のコットンを素材にして第一線で活躍中のデザイナーのみなさんによるトークショーも。こちらも貴重な機会ですよ。

通常大会ではグランプリ(賞金50万円!)以下5つの賞が設定されていますが、今回はさらに加えて、コラボ大会らしく、地元企業さんからの特別賞が用意されているのも見ものです。

また、入賞した上位作品の展示が、12月10日から年明け1月9日まで、浜松市役所1階市民ロビーで、そして来年 2月5日から 2月18日まで、遠鉄百貨店6階ギャラリーロゼで行われます。作品を間近にご覧いただけます、こちらもぜひ。

海外の有名ブランドでも使われている遠州織物を使った素敵な服飾作品と、プロのファッションモデルによる本格的なファッションショーを体験できる絶好の機会です、ぜひご来場ください、と玉越さん。

入場無料なのもうれしいですね、ぜひみなさま、足をお運び下さい!

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